[哲/Tetsu]
Japanese Craft Whisky
Philosophy in every drop.
Creation is an eternal pursuit.
僕はウイスキーをつくり、
ウイスキーに僕はつくられる。
まだどこにもないウイスキーをつくりたいと思った。
日光山系の自然伏流水と
清酒酵母と吟醸米の米粉を使った、
ここでしかつくれない
正真正銘のジャパニーズ・ウイスキーを。
正解がない。だから面白い。
自ら考え、暫定解を導き、試しては壊し、壊しては試す。
その繰り返しの中で、目指すウイスキーの姿と
僕の進むべき道がつくられていく。
僕は、進化する創造の力を日々確信している。
真のジャパニーズウイスキーとは何か。
効率を捨て、品格を選ぶ。
日本酒造りにおける「吟醸思想」を、
ウイスキーで体現する。
ウイスキー『哲/TETSU』は、
正解を提示するブランドではない。
真のジャパニーズウイスキーとは何かを問い、
その時点での答え──
暫定解を、一本の酒として提示する。
西堀酒造六代目蔵元 西堀哲也
Tetsuya Nishibori
人は「飲む」とき、何を飲んでいるのか。それは単なる液体ではない。
その背後に広がる風土、時間、物語、そして無数の行為の蓄積を、身体という不可逆的な経路を通して取り込んでいるのだ。
ゆえに「飲む」という行為は、物理的摂取の動作にとどまらない。
それは、感覚を通じて世界を読み取り、自らの存在を物語る身体的な語りでもある。
profile
- ・西堀酒造 六代目蔵元・取締役
- ・日光街道 小山蒸溜所 製造責任者
- ・一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)メーカー評議員
- ・一級酒造技能士:酒造(清酒製造作業)
1990年生。栃木県小山市出身。2013年東京大学文学部哲学科(思想文化学科哲学専修課程)卒業。東京大学硬式野球部所属(2009~2012)。大学卒業後、都内IT(ERP)システムベンダーのエンジニア職を経て、2016年末、家業の西堀酒造へ入社。入社後は日本酒、焼酎、リキュールの酒造作業に従事しながら、WEB・EC関連業務含むバックオフィス整備、海外輸出、新商品開発、新規事業開発等に取り組む。醸造遠隔管理システムの独自開発や、日本初のLED色光照射発酵日本酒等を考案(双方共に特許取得済)。2022年には酒造敷地内に栃木県内初のウイスキー蒸溜所「日光街道小山蒸溜所」を立ち上げ、製造責任者としてウイスキー、ウォッカ、ジン等の蒸留酒も造っている。
真のジャパニーズウイスキーとは何か。
その暫定解を刻む。
この問いに、唯一の正解はない。
百五十年余にわたり
日本酒を醸してきた酒蔵として、
ひとつの「暫定解」をウイスキーとして提示する。
ウイスキー『哲/TETSU』は、
問いを立て、考え、判断し、
その責任を酒として引き受けるシリーズである。
日本の歴史・文化・精神を、
ウイスキーという舞台に映す。
私たちは、日本酒蔵としての矜持をもとに、
精神性・手仕事・風土と向き合う姿勢を、
世界の酒文化に重ねあわせ、新たな形で表現していく。
定型や前例にとらわれず、
日本酒の発酵文化と和酒の叡智を総動員し、
日本固有の歴史・文化・伝統を映す一本を探究する。
異なる文化、その「差異」こそ、
対立ではなく生成を生む。
東洋と西洋、和酒と洋酒。
異なる文化は、織り込まれ、響き合い、
新たな価値を生む。
文化とは、差異が交わり、
生まれ変わり続ける営みである。
当代の革新は、やがて未来の伝統を芽吹かせる。
その生成の只中に、
哲学するウイスキー『哲/TETSU』がある。